企業が掛金を拠出し、従業員が運用する制度です。運用によって退職後に受け取る金額が変わり、大きな税制優遇もあります。ぜひ活用しましょう!

  • ポイント1

    企業が毎月掛金をあなたの専用口座に積み立てしてくれています!

  • ポイント2

    あなた自身が資産の運用を行います!

  • ポイント3

    運用状況によってあなたが将来受け取る退職金・年金が変動します!

  • ポイント4

    個人型確定拠出年金iDeCoも併用できます。

10・20代

10・20代はライフプランを考え始める時期です

資産形成のはじめの一歩

20代までの方は若いこの時期に、40年以上も先の老後のことを意識するのは難しいでしょう。確定拠出「年金」と言われても、ピンとこないかもしれませんが、40年以上という本当に長い期間の運用ができるメリットを生かすことができます。少額でも構いませんので、資産形成のはじめの一歩として運用をし、自分しか管理できない将来のための専用口座を確認する癖をつけることをおすすめします。

30代

30代はライフプランが本格的にスタートします

長期運用はリスクを軽減

30代は、まだ30年以上もの長期の運用期間を確保できます。長期運用はリスクを軽減する効果があるといわれています。一時的に価格が下がっても、長い目で見れば価格が上がることもあるためです。老後に向けての資産形成として、リスクの高い資産で積極的に運用することを検討するのも一つの方法です。また、企業型確定拠出年金の掛金についても限度額に至っていない場合は、個人型確定拠出年金iDeCoの併用も視野にいれてもいいでしょう。

40代

40代は日々の生活に追われる一方、老後のことが気になり始める時期です

家族や自分の状況に沿って

40代は、住宅ローンや子供の教育資金など、家族にかかわる支出が多いでしょう。運用期間はまだ20年以上ありますが、個々人によってライフスタイルも異なり、考え方や働き方も多様化する年代です。例えば、独身であれば、30代同様に積極的な運用をしてもいいでしょう。ここまでの運用結果を考慮して、さらに資産を増やす方向で積極的な運用をするのか、または資産を減らさないよう保守的に運用を見直しするのか、自分の状況や考え方にあわせて検討します。

50代

50代はそろそろ次の人生プランも考えてみましょう

ラストスパートの時期

50代は、一般的には子どもの教育費などにも目途がつき、余剰資金を作りやすい人もいることでしょう。ラストスパートの時期でもあり、企業型確定拠出年金の限度額を超えていないようなら、個人型確定拠出年金iDeCoの検討もいいでしょう。老後というゴールにむけて目標額に到達できるかどうかを意識します。ただ、他の年代と比べ運用期間は短いので、その分リスクは大きくなります。目標額に近い場合は、積極的な運用から安定性を重視した運用を考える意識も必要です。

60代

60代はいろいろな面で変化が現れる時期です

リスクを抑えた運用

60代以降は、いよいよ老後生活を迎え、積み立てた資産を取り崩す期間となります。課題となるのは資産の受取です。一括で受け取るか、年金で受け取るか、他の退職金といった老後資産と合わせて考える必要があるでしょう。人生100年時代、老後の生活が長いことも考え、一定割合の運用を継続するなど、資産を少しでも増やしていくとの観点も重要です。個人型確定拠出年金iDeCoでは、65歳になるまで掛金を積立でき、運用も可能です。ただ、長期運用ができないため、リスクを抑えた運用を心掛けましょう。


※自分の現在の掛金額や、運用状況、iDeCoとの併用などわからないことはZoom面談で確認や解説を受けることができます。
Zoom面談の申込期間は、2024年6⽉14⽇から8⽉15⽇です。