これまでの事例や、みなさまが疑問に感じたことなどをご紹介しています。
Q
一般財形貯蓄と積立ねんきん保険の違いを教えてください。
A
一般財形貯蓄と積立ねんきん保険の主な違いは次のとおりです。
■ 加入年齢
一般財形貯蓄は在職中ならば年齢に関係なく新規加入できます。
積立ねんきん保険は在職中であっても、定年年齢65歳の場合、Aコースが55歳以降、Bコースが63歳以降は新規加入できません。
定年年齢60歳の場合、Aコースが50歳以上、Bコースが58歳以降は新規加入できません。
■ 積立額(掛金)の所得控除
一般財形貯蓄は年間の積立合計額が所得控除になることはありません。
積立ねんきん保険は年間の掛金合計額に応じて最大4万円の所得控除(Aコースは個人年金保険料控除、Bコースは一般生命保険料控除)が受けられます。
■ 収益の課税
一般財形貯蓄は利子に対して20.315%が源泉分離課税されます。
積立ねんきん保険は毎年受け取る年金額のうち、収益にあたる増加年金の部分が雑所得として総合課税されます。