Q

建物や家財の火災保険の補償額の目安を教えてください。

A

火災保険の補償額を設定する場合の基本的な考え方は、
・建物は現在居住しているものと同等の物件を建築、購入するために必要な金額
・家財は、現在使用している家電製品や衣料、家具や寝具、食器類などをすべて買い替えるために必要な金額
となります。

建物の火災保険で補償内容を選択する際には、新築から年数を経るほど補償額が下がっていく「時価」よりも、現在同等の物件を取得するために必要な補償額が支払われる「新価」による算出方式が望ましいでしょう。
家財については家族構成や部屋の間取り(室数、面積)によってまちまちですが、現在の家財を全部買いそろえるのではなく、まずは最低限の生活再建に必要なものを買いそろえることと考え、500万円程度の補償額を設定する場合もあります。
なお、福祉共済会の「住まいる共済」では、建物の所在地域と延床面積から建物(持ち家)の必要保障額の目安を計算することができます。
同様に、延床面積と世帯主の年齢、世帯人数に応じて家財の必要保障額の目安が示されています。
こちらも参考とすることができます。